協会の使命と業務

小麦粉はパン、麺、菓子などいろいろな食品の原料。食生活の中で重要な役割を果たしています。一方、原料となる小麦の約9割は外国産(米国産、カナダ産、豪州産)、約1割が国産です。小麦の総供給量は天候などの要因で毎年、量的・質的に変動しています。小麦粉を量・品質の両面から安定的に供給するという社会的役割を果たすため、製粉協会は会員各社と一体となって、様々な課題に取り組んでいます。

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原料となる小麦の安定的確保のために
農林水産省、国内および海外の生産者、関係団体と絶えず連携をとりながら、小麦の安定確保に努めています。
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製粉産業の健全な発展にむけて
国際化が一層進む中で、業界の構造改革、経営の効率化を通じて、
製粉産業が健全に発展していけるよう取り組んでいます。 -
安全・安心への取り組みを
家庭用小麦粉について、関係法令を踏まえガイドラインを設け「安全・安心」を提供しています。また、内外の新しい品種を開発する取り組みに対し、育種の段階からその品質評価を行い新品種開発の推進に寄与しています。
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環境との調和を図って
低炭素社会の実現、廃棄物の減量化を図るための目標を設け、
製粉工場の環境対応機能の向上に取り組んでいます。 -
小麦食の拡大へ
小麦食の様々な価値を訴求するとともに地域とのつながりを進めるため、コムギケーション倶楽部を主体とし、キャンペーン、イベントを通じて小麦食のすばらしさの普及拡大や地産地消の推進に努めています。

会長ご挨拶

平素より当協会の活動に対しご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
製粉業界は、日本国民の主要食糧である小麦の実需者として、消費者、二次加工メーカー、流通などの幅広いニーズに応えるべく、小麦粉の安定供給に努めております。
製粉産業を取り巻く環境は、新型コロナウイルスによる市場動向の変容や、ウクライナ情勢及び世界的な気候変動を背景とした穀物相場の乱高下など、大きく変化しています。政府においては食料・農業・農村基本法の見直しの検討が行われており、食料安全保障政策のあり方も、大きな論点となっているところです。製粉協会としても、安定的な輸入と適切な備蓄、行政及び輸出国関係機関との連携強化により、輸入小麦が安定的に調達できるよう、取り組んでまいります。
国内産小麦については、令和4年度で自給率15%とされていますが、政府は食料安全保障政策の一環として、国内生産の増大を図るべき品目に掲げています。製粉業界として需要拡大を図っていくためには、生産者・関係機関と連携し、生産・流通・品質の安定化に取り組んでいく必要があると考えております。
対応すべき課題は多くありますが、環境の変化に適切に対応し、小麦関連産業が今後も継続して発展するとともに、国民の豊かな食生活の実現に貢献出来るように努力して参ります。
関係者の皆様方にはご理解・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

製粉協会概要

- 名称
- 製粉協会
- 所在地
- 〒103-0026
東京都中央区日本橋兜町15番6号
TEL 03-3667-1011
FAX 03-3667-1673 - 〒103-0026
東京都中央区日本橋兜町15番6号
TEL 03-3667-1011
FAX 03-3667-1673
- 設立
- 昭和22年8月24日
- 会員
- 21社
沿革と組織図

「製粉協会」は、会員相互の親睦と製粉業の向上・発展を図ることを目的に、大中型製粉業者により設立された任意団体です。
製粉業者の団体の歴史は、1939年(昭和14年)1月に設立された「小麦輸入協会」にまで遡りますが、1947年(同22年)8月24日、大中型製粉業者は相互の親睦を図るため、「製粉倶楽部」を設立、1953年(同28年)6月、「製粉協会」と改称し、今日に至っています。

アクセス


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- 東京メトロ東西線
日本橋駅より徒歩5分 - 東京メトロ東西線・日比谷線
茅場町駅より徒歩5分 - 都営浅草線 日本橋駅より徒歩5分
- JR線 東京駅より徒歩7分
- 東京メトロ東西線
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- 首都高速環状線(外回り)より
宝町出口下車、408号線(八重洲通り)を
佃方面にまがり、すぐの八丁堀二丁目を左折。
50m先左側(1Fは薬の福太郎) - 一般道路より
永代通りを、大手町方面から茅場町交差点で
右折。平成通りに入り、最初の信号 右角
(1階は薬の福太郎)
- 首都高速環状線(外回り)より
リンク先一覧

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関係団体
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